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こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

背中が丸まってきて動くと痛い
→前かがみの姿勢などが多く、動こうとすると痛くなってしまう。

デスクワークなどで長時間座っていると背中が痛くなってくる
→長時間の座位などのせいで背中が固まっている感じがする。

姿勢が悪い
→座っている時の姿勢が悪かったり、無意識に足を組んだりしている。

少し動くだけで背中が痛くなる
→振り返ったりする時に背中が痛くなったりする。

猫背だとよく言われる
→周りの人に猫背を指摘されることがある。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

現代において、デスクワークやテレビゲーム、スマートフォンなどの使用は避けては通れないものとなっていますが、それらを操作している間、背中の骨格は丸くなり長時間固定されます。このように関節の運動を伴わずに姿勢を維持するために筋肉が少しだけ緊張している状態が、背中や肩甲骨についている筋肉を固くしてしまい、痛みの症状を引き起こします。

筋肉が固くなってしまうことによって、それが正しい形と体が覚えてしまい、本来あるべき姿と体が楽と感じる姿に違いが生じます。そうなると無意識のうちに猫背になってしまったり、骨盤の歪みを生み出すことになるため、背中の痛みが出てくることになります。

症状の現れ方は?

背中の痛みの症状の現れ方は多くあります。

まず、骨格の異常によるものです。骨格が歪むと自然と姿勢が悪くなり、それによって痛みが誘発されます。また、姿勢が悪くなることやストレスなどによる自律神経の乱れによって、姿勢を正しく保つ筋肉(脊柱起立筋、多裂筋、最長筋など)が緊張し、筋筋膜性の痛みが誘発されます。

骨格の歪みから始まり、筋肉まで影響が出ることによって、さらなる姿勢の悪化やストレートネック、猫背から腰痛へとつながる可能性があります。一つ一つの小さな歪みが大きなズレへとつながっていきます。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

その他の原因として挙げられる疾患があります。

内臓系であれば、腎臓の疾病として腎盂腎炎などがあり、腎結石などでも背中に痛みが出る場合があります。これらは背中の中央部に痛みが見られます。また、膵臓の疾病も原因となることがあります。急性膵炎や慢性膵炎、膵臓がんなどが背中に痛みが出るものとして挙げられます。これらは腰の上部あたりから背部中央にかけて痛みが見られます。

他にも、心筋梗塞の可能性がある場合には背中の左肩あたりに痛みが出ることもあります。自律神経の乱れによる交感神経優位の状態が続くことで心身ともに緊張し、筋肉が強ばることもあります。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みは、長年の不良姿勢や生活習慣の積み重ねによって徐々に発症します。初期の段階では、長時間同じ姿勢をとるようなデスクワークやスマートフォンの使用中に痛みが現れるのが特徴です。

背中の痛みがあっても、動き出すと痛みが和らいだり気にならなくなってしまい、放置する方も少なくないかと思います。そのため、背中のハリ感など自覚症状が多少あったとしても、ある程度のセルフケアや日常生活で緩和されて放置してしまい、骨格の歪みなどの根本原因に対して適切な施術を行わない方も多い印象があります。

しかし、これを放置することによって大きな骨格の歪みや筋肉の緊張による頭痛などが現れることもあります。

当院の施術方法について

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当院の施術方法は、まずその痛みの原因を診断することから始まります。そのため、何をした時に痛いのかなどを詳しくお聞きします。そこから患者様のニーズに合わせた施術を行っていきます。

例えば、筋肉の緊張にアプローチする場合、指圧から始まり、「鍼」による施術がメインとなります。鍼の効果としては、指圧では圧が届かないより深い部分の筋肉に刺激を入れることができる点があります。自律神経の乱れには「全調整鍼」を使用します。

また、骨格の歪みに対しては「全身矯正」を行います。骨のアライメントなどにアプローチして正しい位置に調整するため、効果が期待できます。

改善していく上でのポイント

背中の痛みを軽減していく上で、いくつかポイントがあります。

骨格が原因であれば、骨格の歪みによる影響が大きいです。それによって左右の不釣り合いから筋肉の緊張が起きるため、根本原因を軽減するためには骨格矯正をして骨格の左右差をなくすことが大切です。筋肉の緊張に対してアプローチしても、骨格に歪みがあればすぐに戻ってしまうからです。

そのため、骨格矯正と筋肉を緩めていくことを同時に行うことが最も理想的です。これに伴って姿勢も良くなっていくので、慢性的な痛みが出にくい体づくりにおいて必要となります。