悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

手術をせずに外反母趾の進行を抑えたい
将来自分で歩けなくなるかもしれないという不安な気持ち
毎日歩く時に感じる外反母趾から解放されたい
外反母趾の歩行時の痛みや今後起こるかもしれない変形のリスクを避けたい
外反母趾が痛くて履けなくなってしまったヒールをもう1度履きたい
外反母趾が原因の痛みで歩きづらいのを治したい
外反母趾の部分が靴とスレて靴擦れになる
外反母趾を気にして歩き方がおかしいと感じる、または他の人に指摘される

外反母趾で知っておくべきこと

外反母趾イメージ2

外反母趾は、中高年の女性に多い足の変形ですが、成長期から発症する場合もあります。さらに、日本人はエジプト型と呼ばれる足の形をしていることが多く、親指が最も長いため、内側に体重がかかりやすく、足の内側のアーチが崩れやすい傾向があります。このような足の形から、外反母趾には先天的な要因もあると考えられています。

外的な要因としては、サイズの合わない靴を履いていたり、ハイヒールなど先の細い靴を履いていることで足指に負担がかかり続け、発症につながることもあります。そのため、自分の足のサイズや形に合った靴を選ぶことや、ハイヒールなど先の細い靴を長時間履かないようにするなど、日常の生活習慣で意識することが大切です。

症状の現れ方は?

外反母趾の症状の現れ方としては、足の母趾の関節が外側に屈曲し、関節自体が内側に突出して親指が「くの字」に変形するため、靴との摩擦が起こりやすくなります。これにより、突出部分に炎症や潰瘍ができることがあります。変形した部分が悪化すると、突出部の皮膚の下に滲出物が溜まることにより、腫れや発赤が認められることもあります。

また、親指が変形したことで歩行時に十分に親指で地面を蹴り出せなくなり、過剰に第二指に負担がかかります。そのため、足の人差し指の付け根に胼胝(べんち)と呼ばれる、いわゆるタコが形成され、その部分に痛みを生じさせることもあります。

その他の原因は?

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外的要因として最も大きなものに、靴の不適合が挙げられます。足に合わない靴、特にハイヒールなどは外反母趾発生の大きな原因と考えられています。

ハイヒールを履くと、足底にかかる負担が大きくなり、特に足先に近い方に負担がかかります。さらに、ハイヒールの先が細くなっているため、母趾が付け根で「くの字」に曲げられて外反変形を生じ、小趾は逆に内反変形を生じることになります。

また、内的要因があるとも考えられています。外反母趾の発生頻度の男女比は1:10で、圧倒的に女性に多く見られます。これは、女性の方が関節が柔らかいことや、筋力の差に起因していると考えられます。

外反母趾を放置するとどうなる?

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外反母趾は必ずしも変形の度合いと痛みが比例するわけではありません。施術は、変形の大きさに関わらず、痛みを感じる場合にも行います。

外反母趾が重症化すると、親指の関節が半分脱臼した「亜脱臼」という状態になり、親指が回転してしまうことがあります。この場合、放っておくとさらに変形が進行してしまうため、痛みがなくても施術を行います。

外反母趾は初期の状態で施術を開始すれば、保存療法のみで日常生活もほぼ問題なく送ることが期待できます。しかし、放置して変形が進行してしまうと、手術が必要になることがあります。また、外反母趾だと思っていても他の病気である可能性もあるため、早期に受診することが大切です。

当院の施術方法について

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外反母趾は足に力が入りづらくなるため、足元が不安定になり、脚の筋肉に過剰な負担がかかり、常に緊張状態になると考えられます。そのため、当院では足部の骨の状態を正しくするために「足の極み」という施術を行っております。

「足の極み」とは、足部の骨の位置などを正しく整えることにより、筋肉の緊張状態を軽減し、ふくらはぎなどの筋肉を緩める施術です。この施術により血流が良くなり、疲労感の軽減や疲れにくい状態が期待できます。

他の矯正メニューとしては、骨盤などの歪みを整えることで正しい体の使い方に導き、安定した姿勢へと促していきます。これにより、筋肉の緊張状態の緩和が期待できると考えております。

改善していく上でのポイント

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外反母趾は、足趾のアーチが崩れて扁平足を合併することで起こることが多いです。そのため、外反母趾の改善には扁平足の改善が必要です。

扁平足の原因としては、足底筋膜のウィンドラス機構が不全であるため、足趾が上手く使えず筋力が低下していることが挙げられます。そのため、まずは足趾が上手に使えるようにすることや、足底筋を鍛えることで扁平足の改善を目指します。

しかし、日常生活でサイズや形の合わない靴を履いたり、ハイヒールなど先が細い靴を履くことが続くと、足趾に負担がかかり、変形が強まる可能性があります。そのため、サイズや形が合う靴を選ぶことやインソールを活用するなど、日常生活での意識も大切です。