交通事故施術に関する症例

患者様の年代

40代

患者様の性別

男性

ご職業・生活スタイル

デスクワーク中心の生活で休みの日にも仕事を行っている。出張も多く新幹線に乗ることも多い。

症状の発生時期・きっかけ

12月下旬に自転車で走行中、バイクに追突されて転倒し右腰を負傷されました。その後、後方の車にも追突され、首(頸部)がむち打ち状態となりました。腰部は前屈や左回旋時に痛みが起こり、特に立ち上がり時の痛みが強く現れています。首は後屈時に痛みがあり、可動域の制限も認められます。ズキズキする痛みや張り感、重だるさも生じている状態です。後頭部の頭痛、ふらつき、不快感、耳鳴りが起こることもあるとのことでした。

日常で何ができなくて困っていたか?

首の痛みにより振り向くことが難しく、運転時の左右確認に支障が出ています。また、肩や腕のしびれによりパソコンやスマートフォンの操作がお辛い状態です。頭痛やめまいが起こると集中力が続かず、お仕事や家事の効率が低下してしまいます。長時間座っていると痛みが出始め、立ち上がる際の痛みが強いため、動作に時間がかかっておられます。夜も首や腰の痛みで寝返りが打てず、睡眠の質が下がることで、慢性的な疲労やストレスにつながっています。乗り物に長時間乗っていると、背中にも痛みが出てくるとのことです。

どのような施術を行ったか?

まず痛みや炎症の強い部位を確認したうえで、指圧による手技療法を行いました。指圧では、緊張して硬くなった筋肉をゆっくりと緩め、血流を整えることでお身体が本来持つ回復力を高めます。これにより、首や腰のこわばり、頭痛の軽減を図ります。その後、関節の動きが硬くなっている部分に対しては、無理のない範囲で運動療法を取り入れ、可動域を整えながら筋力の低下を防ぐことを目的に行いました。さらに、痛みやしびれが強い部位には電気施術を併用し、神経や筋肉を刺激して炎症の鎮静化と回復サポートを目的に実施いたしました。

施術のポイント・解説

指圧・運動療法・電気施術を選んだ理由は、それぞれが異なる角度から回復を支えるためです。指圧は筋肉の深層まで圧を伝えられるため、事故の衝撃で生じた緊張を的確に緩めることができます。技術的には、痛みを出さずに必要な深さまで圧を入れる「持続圧」を重視し、神経や血管に配慮しながら狙った筋肉に刺激を与える点にこだわっています。
運動療法は、ただ動かすのではなく、関節の軌道や筋肉の連動性を意識し、再び痛みが出にくい身体の使い方を再学習していただく目的で行います。
電気施術は、手技では届きにくい神経や深部筋へ微弱電流を流し、炎症を抑えつつ回復をサポートできる点が強みです。これらを組み合わせることで、短期的な痛みの軽減と長期的な機能回復の両立を目指しています。

通院頻度・期間の目安

受傷直後は炎症や痛みが強いため、週に3回から5回程度の通院をおすすめいたしました。特にむち打ちや腰の痛みは初期対応が重要で、間隔を空けすぎると回復が遅れる場合があるためです。症状が安定してきたら、週1回から2回に調整しながら、お身体の回復状況を確認していきます。

施術後の変化・現在の状態

3回目ほどで安静時の痛みが和らぎ、5回目で腰部の前屈時の痛みが軽減しました。7回目で安静時の痛みがさらに軽減し、可動域を確認したところ、腰部の前屈および後屈の動作がスムーズになり、痛みの軽減も見られました。10回目ほどで腰部の痛みは軽減されましたが、首の後屈時の痛みは引き続き残存している状態です。

患者様からの喜びの声

「初めの頃は動かすだけで痛くて、立ち上がりや起き上がりが本当につらかったのですが、施術を受けてからほぼ痛みがなくなって、起き上がりがとても楽になりました。若干首の痛みは残っているので、まだしばらくお世話になろうと思っています」

担当者からの結び・アドバイス

交通事故によるケガや不調は、時間が経ってから痛みやしびれ、頭痛、倦怠感として現れることも多く、不安な日々を過ごされている方も少なくありません。私たちは、そうした見えないつらさにも寄り添いながら、お一人おひとりの状態に合わせたケアを行っています。「これくらい大丈夫」と我慢せず、少しでも違和感があれば早めにご相談ください。お身体は正しく整えていけば、必ず回復へ向かいます。一緒に、安心して日常を取り戻していきましょう。